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2018年8月14日 (火)

ダイポールアンテナ付きFMゲルマラジオの製作(1)

前々から制作してみようと思っていて、パーツは準備していました。
それなりに手間はかかりますので踏ん切りがつかなかったのですが、
先日気が付いた、変な現象を検証するために、急遽制作することに
しました。
また、どうせならと東京行きの小旅行の手当も行えたので、是非実機で
現象を検証したいと思います。

先ず制作手順です。
以前は1/4波長の電波を受信するということでロッドアンテナを付けれる
ようにしました。
今回はダイポールアンテナの形にしてみようかと考えました。
基本的なイメージですが、100cm程度のロッドアンテナ2本を1次コイルに
直結するような形です。
この形にすると、平衡・不平衡変換器(バランと言うらしい)を接続しなくても
そこそこのアンテナ性能が得られる? らしいです。
何のことか全く分かりません。

で、有線での接続ではなく、何らかの形で直接一次コイルを2本のアンテナに
付ける方法を考えた結果、プリント基板構成とすることにしました。

このあたりまでは漠然と以前から考えていて、プリント基板製造キットを
準備だけはしていました。(サンハヤトさんの製品を使いました)

そこに、今回、
・30PF前後の容量をバリコンに並列接続調整できること
・OUT1、OUT2の出力を比較することができること
という要件を追加し、あれこれ考えて作ったのが、次のプリント基板パターンです。
Img_01
実はパターンは左右が逆転すると、理屈では分かっていましたが、
左右対称になっても問題ないと勝手に決めて、文字だけ反転することを
意識していましたが、とんでもない誤りでした。
Img_05
画像はイヤホンジャックですが、使用したジャックの接続場所(黄色の〇印)が
左右非対称でした。
これを見落としていたため、基板の表に他の部品とともに取り付けることが
できず、イヤホンジャックだけ裏面に取り付けるという、それも極めて半田付けの
難しい状況になってしまいました。
それと、もう一つ注意が必要です。
サンハヤトさんのキットの場合、パターン印刷用のフィルムはA6サイズです。
A6サイズの印刷ができるプリンターを使う必要があります。
当家のプリンターは出来ず、結局、A4の用紙にセロテープでフィルムを固定し
印刷をしました。
更に、このフィルムには裏表があって、印刷面を誤ると全くインクが乗りません。
説明書をよく読んで下さい。念のため。

で、一応、感光とエッチングをするとこんな感じになりました。
(基板はキットとは別のガラスエポキシ感光基板を使いました)
Img_03
画像は穴あけ後です。上部の丸い穴の開いた銅箔部分にロドアンテナを
搭載する金属の台座が触れるようにし、一次コイルと直結する構造に
しています。

で、一次コイル、二次コイルはこんな感じで単四電池に巻き付けて作成
しています。
Img_06
中間タップは細い銅線を束ねてハンダで固めて強度を確保しています。
で、どんどん部品を取り付けていくと、
Img_07
こんな感じに仕上がりました。
アンテナ取り付け用の台座がいがんでしまったのが少し残念。
穴あけは難しいです。
最終的には次のようなスタイルにしました。
Img_0618
手で掴むことも考えて、台座となる板に取り付けました。
少し上から見るとこんな感じ。
Img_0619
まあまあのカッコよさですかね~

さて、エッチング後にも大切なことが残っています。
使用後の廃液については産業廃棄処理をキチンと行う必要があります。
このあたり、キットだと安心ですが、化学処理剤は付属しているものの
固めるためのセメントは自分で用意する必要がありますので念のため。
Img_04
セメントは付属していないので、ホームセンターで購入しました。

では、実機検証に出かけてきます。

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